マルタカ式スチームボックス

マルタカ式スチームボックスについて

スチームチェンヂャー蒸気を使ったスチームボックスにより低温域での蒸気加熱が可能になりました。
一般にベーコンやローストビーフなどは、低温(55℃~57℃)で長時間蒸気加熱します。
この温度は肉本来の旨味を逃さない一番良い温度帯といわれています。

ところが、温度が1℃変わっても味が変わってしまう、この温度域での蒸気加熱は非常に難しく、完璧なスチームボックスはありませんでした。
100℃以上の温度を持つ蒸気の性質上、オーバーシュートを防ぐことは難しく、55℃保持はほとんど不可能でした。
当社のスチームボックスは、新方式の採用により、プラスマイナス1℃の範囲で温度保持が可能になりました。

カタログダウンロード(PDF:1.55MB)

スチームボックスの特徴

SC(スチームチェンヂャー)蒸気を生かした新しい「スチームボックスの特徴」

スチームボックス

1.加熱ムラがありません

蒸気の「吹き出し」、「循環」、「排出」、を新方式の採用により、温度の完全均一化を達成

2.温度管理は、ワンタッチ制御

庫内温度、芯温、加熱時間全てをタッチパネルによる制御でOK!!

3.強制排気による作業環境の改善

加熱工程が終了したら、庫内の残留蒸気を強制的に屋外へ排出

多用途に対応 台車方式でもポリテナー方式でも作業用途に応じてどちらでも出来るツインワーク方式です。
又、台車も作業に合わせた専用台車を作成します。
庫内温度均一化 独自のスパージ方式により、庫内むらなく蒸気が噴出すると同時に、マルタカ式庫内ファン(オプション)により、庫内温度30度~100度まで均一な庫内温度を作ることが出来ます。又、スチームチェンヂャー併用の場合はBOX内の蒸気密度は均一になり、蒸しムラのないきれいな製品の仕上がりが得られます。